こんにちは、MOMOです。
出産はなにがあるかわかりません。そこで今回は、緊急帝王切開で出産をした私の体験談をご紹介したいと思います。
計画分娩の日程が確定
私は帝王切開で出産をしましたが、妊娠中はほぼほぼ問題などなく健康的に過ごしていたのでまさかの展開でした。
出張の多い夫に立ち会ってもらうために計画分娩を希望していたため、子宮口の具合を見て先生と相談して分娩予定日を決め、その日の前日に入院しました。
人によるようですが計画分娩の場合、前日に子宮口が開きやすくする前処置をしてから分娩予定日当日に陣痛促進剤を使って出産する流れになるとのことで、私もその予定でした。
10月12日の検診で子宮口が2センチ開いていたため、分娩候補日だった15日か20日のどちらで産みたいかを決めるように先生に言われ、早く産みたかった私は14日の入院で15日に出産することに決めました。
ちなみにこの日の検診で、
「赤ちゃんが急成長しているから小柄な私の骨盤を通って出てこられるかレントゲンを撮りましょう」
と言われたため、なるべく早く産みたいと思い15日の分娩を希望しました。もちろん、赤ちゃんに早く会いたいというのもありましたが。
この決断が、後に当時の自分に感謝することになるのでした。
予定通りに入院したはずが・・・
検診の2日後に入院する予定だったので、レントゲンで骨盤の大きさをはかるのもその入院の日にすることになりました。
ということで分娩予定日の前日、午前中に入院しました。
入院手続きをして、レントゲンを撮って、これから入院する部屋へ戻り胎児モニターをとりました。
赤ちゃんの心音がバクバクと聞こえます。
「おなかが張ったらこのボタンを押してね!」と言われ、横になってボタンを握りしめて心音に集中。
胎児モニターは臨月に入ってから検診で数回しているので、私としては「いつものこと」という感じでリラックスして赤ちゃんの心音を聞いていました。
すると、いつもすごい速さでバクバクいっている心音が、ゆっくりになってはもとに戻って・・・というのが数回ありました。
看護師さんに尋ねると、「先生に聞いてみますね!^^」と言ってその看護師さんが急に電話をかけはじめ、「先生よんで!心拍下がってる!」と焦った様子で言うと、すぐに先生と看護師さん5~6人の人が部屋へ入ってきて私を取り巻きました。
急に酸素マスクをつけられ、手首に点滴の針を入れられ、「深呼吸して!あなたの吸った酸素が赤ちゃんに届きますからね!」と言われ、私は大パニック。
ただ、赤ちゃんを助けなきゃ!という気持ちでいっぱいで深呼吸を続けるも、パニック状態で大号泣していた私はヒックヒックいいながらの深呼吸でした。
血の気が引いていくような感覚があり、大汗をかいていました。
そうこうしているうちに、私は担架(?)に乗せられ、陣痛室と分娩室が一緒になっているLDRと呼ばれる部屋へ運ばれました。
先生の指示で姿勢を変えたりしながら深呼吸を続けていると、赤ちゃんの心拍がもとに戻りました。
しばらくモニターをつけていると、安定してきたので予定通り明日分娩しましょうということになりました。
しかし、万が一この後同じようなことが起きたらすぐに帝王切開になるためご主人を呼んでくださいと言われ、急遽職場から夫が飛んできてくれて帝王切開について説明を受けました。
その日は不安ながらLDRで1泊しました。眠れませんでした。
分娩当日に赤ちゃんの心拍低下→手術室へ
翌朝、予定通り陣痛促進剤を投与してもらい、比較的すぐに陣痛がきました。
一度家に帰っていた夫が病院に到着した頃には陣痛がきていて、四つん這いになってみたりしましたが、おなかが張るたびにまた赤ちゃんの心拍が下がってしまいました。
不安でしかない中、帝王切開しますと言われて手術室へ運ばれました。
陣痛がきてからずっとトイレに行きたかった私は、おなかが痛いし赤ちゃんのことが心配ながらも、トイレに行くことを打診していましたが、トイレなんて行っている場合ではなかったため、ずっと「もう少し我慢できる?」と言われ続けて限界を迎えていました。
すると、手術室に向かう直前にカテーテルを入れられました。これが激痛で「いたーーーーい!!!!」と、割と大きな声が漏れてしまいました。
それを聞いていた夫は気が気じゃなかったそうです。
本来カテーテルを入れるのはそんなに痛いものではない&予定帝王切開なら麻酔の後に入れるらしいのですが、私がトイレトイレと言いすぎたせい&陣痛で力が入っていた&看護師さんが焦っていた?と諸々重なり激痛を感じたようです。
ちなみにこのカテーテルを外した後の最初のトイレも激痛でした。
後編へ続く
こうして私は手術室へ運ばれ、緊急帝王切開で出産をしました。
手術中や産後の体験は後編でお伝えしたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。