こんにちは、MOMOです。
私は緊急帝王切開で出産をしました。
帝王切開は産後に痛いことが多いです。これから帝王切開で不安な人や、帝王切開後の痛みがひどくいつまで続くのか不安な人に読んでいただけたら嬉しいです。
もくじ
帝王切開の痛みはどんな感じ?いつまで?抜歯は痛い?
帝王切開は術後の痛みがひどいと聞くけど、いったいどんな感じなの?と思っている方へ、具体的にどのような痛みを感じたのか私の体験談を書いていきたいと思います。
痛みはどんな感じ?帝王切開にはいろんな痛みが!
傷口はイメージ通り傷みますし、傷口以外にも色々と痛いことがありました。
導尿カテーテル
手術中や術後はトイレに行けないので導尿カテーテルを入れます。
私はこれを入れる時が非常に痛かったのですが、後から看護師さんに聞くと女性なら本来痛いものではないとのことでした。
私は以下の記事で書いたように、陣痛中に緊急帝王切開になったため特別だったようです。
ただ、こういうケースもあるということで参考に書いておきます。
こちらの記事にも書きましたが、私が出産した産院では予定帝王切開の場合は麻酔を入れた後に導尿カテーテルを入れるとのことでした。
不安な方は、麻酔の後に入れるのかどうかお医者さんに事前に確認しておくといいかもしれません。
麻酔
麻酔を入れるため背中から注射針を刺されます。私の場合緊急帝王切開だったので心が追い付かず、大した痛みではなかったのですがすごく怖かったです。
背中なので見えないし、普段背中に注射されることなんてないので緊張してしまいました。
しかし、術後の傷口の痛みに比べたらそう痛いものではないのでこれから帝王切開に臨まれる方は不安に思わなくて大丈夫です。
一点伝えておくことがあるとすれば、結構長い時間針を刺されて背中を冷たい水が流れる感覚がありますのでびっくりしないように心構えしておくと良いかも、という点ですね。
いずれにせよ、不安に思う必要はありません。
縫合部分の裂けるような痛み
手術中はもちろん麻酔をしているので痛みはありませんが、術後3時間くらいだったかな・・・?痛みが出始めて、手術当日の夜中は横になっているだけでも痛くて痛くて眠れませんでした。
手術当日は点滴で痛み止めを入れてもらえたのですが、これがあまり効かず・・・
とにかく痛いです!切り裂かれるような、ズキズキするような痛みです。
しかし、翌日には座薬を入れてもらえてそれでだいぶ楽になりました。もちろん薬が切れると痛いですが。
手術の翌日に歩く練習をして、私は結構歩けたので(もちろん立つのしんどかったですよ!痛いから!)先生や看護師さんに驚かれましたが、動いていた方が傷口の治りが早いそうです。
なので、とってもとっても痛いですが、頑張って歩いてみることをおすすめします。
私がびっくりしたのは、傷口の痛みは皮膚だけではないということです。
冷静に考えれば当然なのですが、子宮も切っているのでおなかの中が裂けるような痛みもありました。
後陣痛で子宮が収縮している感覚と同時に子宮の傷がうずくような痛みがありました。
収縮して引っ張られていたからかな?と思います。
ここまで読んでいただいた方は痛みに不安を覚えるかもしれませんが、2~3日たてばだいぶ良くなります。
私の感覚としては、
- 手術当日→なにもしてなくても痛い
- 術後3日目→横になっていれば大丈夫だけど動くと痛い
こんな感じで案外痛みのピークはすぐ終わるので、大丈夫です!私も乗り越えられました。
歩く練習が始まったら、立ち上がる時や歩く時、傷口を抑えると少し楽ですよ!
私は看護師さんにそう教えていただいてやってみたら案外立てるじゃん!そして歩けるじゃん!といった感じでした。
排尿時の痛み
聞いてないよ~!と感じたのがこの、排尿時の痛みでした。
歩けるようになったらトイレに行けるので導尿カテーテルを外すのですが、これを外すときもちょっと痛いんですけど(これは息を吐きながら外してもらったら大丈夫でした!)外した後の初めてのトイレがとにかく痛くて・・・・!
擦り傷にマキロンを塗るときみたいな痛みの強いバージョンといった感じです。
しかしこれも、2回目以降のトイレは痛みはなかったので、1回だけ気合で乗り切ればなんとかなります!
麻酔で頭痛
麻酔の影響で頭痛が出る人がいるらしいのですが、私はこれが結構ひどくて辛かったです。
常に頭がかちわれそうにズキズキ痛くて、傷口の痛みを和らげるために飲んでいたはずの薬はやがて頭痛のために飲むようなかたちにシフトしていました。
次に薬を飲める時間より前に痛みが出てきてしまうので、痛みが出てから薬を飲めるようになる時間までが辛かったです。
そんな時は無理をせずに赤ちゃんを預かってもらっていました。
看護師さんに「この先は長いんだから、無理しないでね」と言われたのがとてもありがたかったです。
いつまで痛い?
まず、ピークで痛いのは前述したように3日程度です。
そして、私の場合2週間くらいは常に痛いけど動作をセーブすれば何とかなる、といった感じでした。
しかし、無理をするとズキズキ痛むので注意が必要です。
授乳するとき、赤ちゃんを抱っこする時がとても痛みがでるので、旦那さんなど頼れる家族がいる場合はできるだけ無理しないようにすることが大事だと思います。
私は結局、産後1ヶ月くらいまでは日によってすごく痛む日があったりしました。
しかしそれを過ぎれば痛みは感じなくなりました。
抜歯は痛い?
私は抜歯がすごく怖かったですが、ほとんど痛みはなくて逆に驚きました。
ホチキスの針みたいなものをピンセットのようなもので外してもらうのですが、病室のベッドで不通に外してもらって傷の保護までで10分足らずで終了したのでそれもまた驚きでした。
チクチクするような感じで、痛みはほとんどありませんでした。
これが地味に痛かった
術後の経過を先生や看護師さんが診にきてくれるのですが、その際に子宮収縮の状態をみるためにおなかをグッと押されるのが結構痛かったです。
後陣痛の痛みと、傷の痛みがありました。
そして診察のために傷口保護の腹帯を外したりつけたりするのも痛かったです。
また、術後1回だけ、まだカテーテルが外れる前に着替えをさせてもらったのですがこの時も肌に触れられて傷口が痛かったり、カテーテルが動いて痛かったです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
痛みがあると気持ちも落ち込むし、いつまで痛むのか不安になりますよね。
私は産後3か月が経過し、いま傷口が痛むことはほぼありません。いずれよくなるので不安に思わず乗り切ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。