こんにちは、MOMOです。
妊活に専念するために退職する人って案外多いみたいですね。実は私もその一人です。
しかし妊活ってセンシティブな話題なのでなかなか体験談を聞くことはないと思います。
そこで今回は、私が妊活に専念するために退職した結果どうなったのか、本当のところよかったのか悪かったのか、妊活退職を検討している方のために体験談をお伝えできればと思います。
もくじ
妊活に専念するために退職した私の体験談
妊活に専念するために退職する方は知らないだけで案外多いようです。
しかし、「妊活のために退職します!」と公に言って退職する方はきっと少ないのではないでしょうか。
私自身、妊活に専念するために退職しましたが、妊活のために退職するということは直属の上司以外には言えませんでした。
妊活退職した経緯
妊活に専念するために退職すると聞くと、病院にすでに通っている方が多そうですが、私の場合は病院にはまだ行けていない段階で退職しました。
プロフィールでも触れているので興味がある方は是非読んでみてください。
私が妊活中勤めていたのは少し特殊な職場で、急な残業が多くて帰宅時間も読めなかったりクレーム処理のような仕事もあって精神的な負荷も大きかったりして心身共に疲れ切っていました。
そんな日々が続きただでさえ疲弊していたところに、新サービスのリリースがあったり人が辞めたり新人さんの育成をしなければならなかったりと、毎日残業が続いていました。
そして気が付くと、毎日胃痛と吐き気がしていました。「これはもしかして妊娠・・・!?」と何度も期待しましたがその都度期待外れでした。
はじめのうちは、「今月も妊娠ではなかったか・・・」と思う程度だったのですが、よくよく考えてみたら毎日胃痛と吐き気がするっておかしい?と思いはじめ、専門のクリニックで胃カメラをしてもらい、胃に病気を抱えていたことがわかりました。
そんなこともあり免疫力が下がっていたため、月に何度も発熱するようになってしまいました。
その頃から、「このままでは妊娠なんかできない!」と思うようになり、夫と相談して退職することにしました。
自分の人生を優先してよかった
この時、「今私が辞めたら残された人は・・・」なんて考えたりもしましたが、会社員なんて一人辞めてもどうにでもなります。
少し極端かもしれませんが、なにが言いたいかというと、会社のために自分を犠牲にする必要はないということです。
妊活退職を経験した私個人の意見としては、自分が退職したことに後悔はないし、あなた自身の状況が許すなら辞めてもいいと思います。
あなたの人生はあなたとパートナーだけのものです。医療が発達してきているといっても子どもを産むにはリミットがありますし、子育てをするには体力が必要なので妊娠希望の方はできるだけ早く妊娠したいですよね。
こんなに医療が発達しているのに不思議なもので、検査をして問題がなくてもなかなか妊娠できない場合もありますし、赤ちゃんを強く望んでいてる場合は自分とパートナー、家族のことを優先して考えてみても良いのではないかと思います。
ただ、退職したからと言って必ず妊娠するわけではないし、妊娠に近づいたとしてもいつ妊娠できるかなんて誰にも分りませんので、退職したのに妊娠しないという場合も決して自分を責めないでください。
ちなみに私は退職から8カ月後に妊娠しました。早いと感じるかもしれませんが、自分自身の感覚としてはとても長く感じました。
体調が良くなった
私の場合会社を辞めて一番に変化が出たのが、体調でした。病院の薬を飲んでいたこともありますが、自分で色々調べていたら「副腎疲労」という言葉を知り、これも私の症状だったのではないかと思います。
医療専門のサイトではないので詳細の記載は避けますが、副腎疲労は「腎」をよくすると改善していくものだそうです。
上記のことはネットで調べて知ったのですが、以下の本でたまたま読んだことがあった「腎」が弱っていると妊娠しにくいという話とリンクして、これはもう腎機能を高めるしかない!と思いました。
情報を集めていくと、よく寝ることや瞑想すること、グルテンフリーやカゼインフリーの食生活にすることが良いと書かれていたのですべて試していくと、胃の不調も改善されて頻繁に熱を出すこともなくなりました。
自分のペースで病院へ通える
妊活をして病院へ通う場合、排卵日に合わせて通院が必要だったりして会社員だとなかなか休みも取りづらく通院しにくいかと思います。
私の場合は退職してから通院しだしたので、仕事を調整しなくてはならなかったり休んでしまって申し訳ないなとか休みたいと言いづらいなということはありませんでした。
会社員で通院するとなるとこのような点がプチストレスだったりしますから、自分のペースで通院できるというのは非常にメリットではないかと思います。
妊活退職をした個人的な感想
妊活退職をした私は、とても充実した日々を過ごしてきました。個人的な感想としては、「思い切って退職してよかった!」というところです。
妊活にはお金もかかるし、退職したからといって妊娠できるかどうかなんてわからないし、迷いに迷って退職しましたが、結果晴れて妊娠することができたので本当によかったと思っています。
また、以下の記事でも触れていますが「楽しく生活する」ということができたため、それも良かったのだと思います。
妊活退職する前に知っておきたいこと
妊活に専念するために退職した私ですが、これから妊活による退職を検討している方には是非知っておいていただきたいと感じたことがあるのでいくつかご紹介したいと思います。
妊活にはお金がかかる
不妊治療にお金がかかることは知っていたけれど、不妊治療をしなくてもある程度はお金がかかることを知っておくべきでした。
私の場合幸いにもステップアップせずにタイミングを見てもらってある程度早い段階で妊娠したので良かったのですが、病院でタイミングをみてもらうのにもお金がかかるし、健康的な食生活を意識すると食費もかかります。
妊活に専念するために退職する方はすでに病院に通われている方も多いと思うのでご存じの方も多いかもしれませんが、妊活を本格的に続けていくにはある程度お金がかかることは念頭に置いておいた方がよいかもしれません。
私は毎回病院でタイミングを見てもらうと塵も積もって高額になってしまうので排卵検査薬も併用して使っていました。
病院がお休みになる年末年始等の連休の時にも役立ちました。
妊娠した際もらえる給付金の金額が大幅に違う
妊娠すると、国や自治体の制度によってもらえるお金や戻ってくるお金がありますが、専業主婦と職場復帰予定の方とではおよそ100万円以上の金額差があるのです。
私はこれを知りませんでした。
生活に必要なお金、貯蓄したい金額等諸々試算したうえで退職したので困ることはなかったのですが、100万円以上の差額があると知ると、正直少しショックでした・・・
しかし、個人的にはあの時退職していなかったらきっと妊娠していなかっただろうと思っているので、もうあまり考えないことにします!
これから妊活に専念するために退職を検討している方は、この事実を把握したうえでどうするか決めるのも良いのではないでしょうか。
何度も言いますが妊活にはタイムリミットもありますので、事実を知ったうえで何に重きを置くかをよく考えて選択すると後悔なく妊活ができるのではないかと思います。
まとめ
妊活退職は状況さえ整っていればおすすめできます。
私自身、あの時退職していなければ未だに妊娠できていなかったのではないかと感じていて、個人的には退職して本当に良かったと思っています。
ただ、いきなり退職するのではなく、お金の不安が残らないように状況を整理してから一歩踏み出してみると良いのではないでしょうか。
支出を見直したい方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。